EffekseerForYMM4 をリリースしました。 これはゲームのエフェクト作成ツール「Effekseer」で作られたエフェクトを、そのままYMM4(ゆっくりムービーメーカー4)の動画装飾として使えるようにするプラグインです。
Effekseer公式のサンプルはCC0(パブリックドメイン)なので、そのまま動画素材として利用可能です。 なお、本プラグインの使用によりYMM4がクラッシュしてしまった場合は申し訳ありません。
本来であれば、解説動画の中でエフェクトを再生し続けてデバッグを行えば品質も向上しそうなのですが、以前使用していた動画テンプレートを探し出すのが大変で(腰が重くて)、そこまでは手が回っていません。
LLMを使った開発の感想
今回、LLMを活用して開発を行いましたが、スムーズに進まない点が大きく2つありました。
1. ドメイン知識の不足とコンテキストの問題
Effekseerは1.7kスターの人気リポジトリであり、YMM4も日本のゆっくり実況者に人気のソフトです。しかし、YMM4は日本独自の文化圏にあるためか、LLMが両者に関するドメイン知識をあやふやにしか持っておらず、コードをうまく生成できない問題がありました。
これに対しては、ライブラリやサンプルコードから「必要な部分だけ」を抜き出して与えることで、LLMがどこを参照すべきか迷うのを防げたと思います。
今思えば AGENTS.md に仕様をまとめておけばよかったのですが、当時は私自身がコードのどの部分を使っているのか把握できておらず、どのファイルをどう参照すべきか具体的に指示が出せませんでした。
リポジトリを理解するには deepwiki がかなり便利でした。codewiki も使いたかったのですが、リポジトリの登録申請が通らなかったため断念しました。
2. 映像と音声のフィードバックループ
次の問題は、映像と音声のデバッグです。 現状、LLMは「見た目」や「音」を直接確認できないため、人間が目で見て耳で聞き、その結果をフィードバックとして言葉で返すというプロセスが必須でした。
今年は「誰でもソフトウェア開発ができるようになる」とAI企業各社が謳っていますが、こうした人間を介するフィードバック(目視や聴覚確認)の部分も進化してくれると嬉しいですね。
使用したLLM: Antigravityから利用できる Gemini、Codex、Claude に加え、Gemini CLI や Codex の無料期間も併用しました。